要「待たせた…李樹サンキュな」
李「ああ。幸介、行くぞ…歩けるか?」
幸「はい…あ、さくら。明日は中止にしよ。アイツラには俺から連絡するから…な?」
さ「…ごめん」
幸「解決したら、そのお祝いをかねて行こう。リボン…洗濯して返すから」
さ「あっ……行っちゃった」
私のせいなんだから良かったのに…
李樹先輩と幸介に頭を下げて、2人が廊下を曲がるまで、私はずっとそこに立っていた。
そしたら、玲菜と沙希が来た。
沙「お待た…せー?」
玲「待たせちゃ…」
要「ここにいるって連絡したのか?」
さ「うん」
要「何で俺がいるかは後で説明する。帝、今日俺がお前らを送るからな」
さ・沙「え?」
玲「…寮に荷物取ってきます。校舎の下駄箱で待ってて下さい…沙希も。ね?」
私は玲菜と寮に荷物を取りに行きながら、大雑把だけど事情を説明した。
急いで沙希と要の待つ下駄箱に行くと、いきなり沙希が抱きついてきた。
PR
- 2009/07/20(月) 17:12:12|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第57話|
-
トラックバック(-) |
-
コメント(-)