あの要の顔が、一瞬崩れた様に見えた。
てか沙希…
今意外とか言ったでしょ。
さ「ねぇ…そんな意外?」
要「1位ってイメージは…帝だよなぁ」
玲「私は10位以内に入るのが精一杯です。さくらにはかないません」
要「ふーん…」
要が私を見る。
もしかして、何か気付いた―…?
玲「あ、着きました。ここです」
要「さくら、何かあったら絶対連絡しろよ」
さ「わかった。…あの、要」
玲「さくら、私達先に入ってるからね。要先輩、ありがとうございました。」
沙「先輩も気を付けて」
そう言って、2人は先に玲菜の家に入っていった。
要「ん?」
さ「あの…」
要「うん?」
さ「だから…」
言葉につまる。
上手く説明出来ない…
要「さくら」
さ「ンンッ!?」
いきなりのキス―…
さ「何のタイミング!?」
要「俺はいつまでも待ってるから。だから焦らなくていい」
さ「要…」
要「テスト勉強頑張れよ!じゃあな―…何かあったら絶対連絡しろよ!」
そう言って要は暗闇に消えて行った。
さ「要って…何で私の言いたい事をわかってくれるんだろ」
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- 2009/07/20(月) 17:12:41|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第57話|
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