ガシャン!パリン!!
いくつか棚から落ちて、床で割れた。
陽「あんたのせいで私は居場所が無くなった…マジでムカツクんだよ!」
さ「…ムカツクのはお互い様です」
陽「はぁ!?」
さ「色んな人を巻き込んで……私が気に入らないなら私だけにアンタ1人できなさいよ!!!」
陽「っ!…あんたってどこまで…」
そう言ってさっき割れたフラスコの破片を拾い、私にふりかざした。
さ「!!」
うまく避けられず、破片は私の左腕をかすった。
さ「いった‥」
体操着で半袖だっため、腕からは血が流れる。
陽「あんたがっ…あんたがいたせいで!!!」
更にフラスコの破片を私にふりかざしてきた。
さ「っ!!」
避けられない―‥!
ザシュッ!!!
さ「………」
あれ?
痛みがこない…
うっすらと目を開ける。
さ「!!?」
斎藤先輩と私の間に
斎藤先輩の方を向いて立っている人がいた。
背中しか見えない
でもその背中を見ただけで、すぐに誰かわかる―…
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- 2009/07/20(月) 17:20:48|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第60話|
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