さ「…!君島(きみじま)さん!?」
今年…去年というべき?
1年の時同じクラスだった君島さん。
1年のクラスの時、君島さんは男子から人気があった。
女の私でもモテる理由は分かる。
だって身長は150センチあるかないかだし、黒髪がふわってパーマみたいになってて、お人形さんみたいに目がくりっとしてる。
さ「わぁお。生徒会だったんだ!
…そっか!そうだったかも。」
確かに思い出してみたら、1年の時、集会で何回か壇上に彼女を見た覚えがある…
愛「そうなの、渚先輩と同じ会計。東堂さんは」
さ「さくらで良いって」
愛「あ…うん!じゃあ私も愛って呼んでね。
さくらちゃんは要先輩と付き合ってたんだねぇ」
と可愛い笑顔で私に言う。
さ「違っ!」
愛「違うの?」
要「をい。さくら」
要が私を睨んでくる。
ひいー!もうやだよぅ…
さ「わない…
“さくらは要の彼女です”
…ぐすん」
私がそう言ったのを聞いた愛の大きい目の中に、私はクエスチョンマークを見た気がする…。
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- 2009/07/19(日) 15:20:43|
- 恋は雨とともに 第1話~第10話 第4話 |
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