鞄を持った瞬間、私の目にはあの男が飛び込んできた。
さ「変態男!」
驚いて吹き抜けから下を見ていると、男は図書館を出て行く。
さ「ちょっと待…待って!」
慌てて階段を降り、走って出口まで行く。
さ「ハァ…ハァ…どこ行ったのよ」
周りを見渡して探しても、もうあの男はいなかった。
さ「もうっ!」
累ちゃんと会う前図書館の人に聞いたけど…忘れ物としてリボンは届けられていなかった。
リボンなんて高くて新しいの買えないし…初基に頼むのなんて絶対嫌だ。
だから何としてもあの変態男を見つけなくちゃ。
あの男とまた話すのは、少し怖いけど…。
???「あ、いたいた」
肩に手をかけられ、見ると渚先輩がいた。
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- 2009/07/20(月) 22:20:06|
- 恋は雨とともに 第91話~第100話 第96話|
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