この優しそうな女性が…要の許嫁の椿さん?
要を見ると、要は椿さんに話しかけた。
要「椿…今日は話があって来た」
椿「良いわよ。菫、お2人にお茶を」
菫「姉さん!?」
椿「こちらにどうぞ」
私の背中に手を回し、椿さんは私を左の廊下へ連れて行く。
要もその後を付いてくるんだけど…
いいのかな…。
椿さん。高見沢さんの反応をまるで無視なんだけど…
なんて考えてたら、広い部屋に着いた。
さ「わぁ」
洋風の装飾が入った、統一されたテーブルやソファーなどの家具が出迎えてくれる。とても可愛い部屋だった。
椿「クスクス。思ってた通りの方だわ、さくらちゃん」
さ「え?」
椿さんの後ろにいる要もクスクスと笑う。
要「この部屋気に入ったのか」
さ「だって可愛いじゃん…何で笑うかな」
椿「どうぞ、おかけになって」
ポールハンガーにかけてあったストールを羽織りながら、椿さんがソファに座る。
それを見て私は対面になる様、反対側に座った。その私の隣に要が座る。
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- 2009/07/20(月) 21:51:28|
- 恋は雨とともに 第81話~第90話 第90話|
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