要「許すも何も…さくらがする事に怒らないって言ったろ?それに…こうやって、会いにきてくれた。それだけで嬉しい」
さ「要…」
要「ま、意味もわからず無視されてヘコミはしたけど」
さ「ごめんってンッ」
要の唇が優しく、私の唇に重なった。
要「久しぶりにお前にキス出来た」
さ「///じゃっ、私体育館に戻るから!」
要「はぁ?」
何か恥ずかしい空気になってきたし、バスケの練習しなきゃだし!
さ「仕事頑張ってね☆じゃあまた…おわ!?」
離れた瞬間、要は力強く私の腰を引いた。
要「空気読めよ。俺はまだ充電出来てねぇっつの」
さ「充電ってンンッ!?」
要「久しぶりに会ったんだ。すぐには帰さねぇよ」
激しいキスの嵐―…。
苦しいけど
優しくて
気持ち良いキス―――。
唇にだけじゃなくて、頬や額、首に要のキスが落ちて行く。
要が「好き」って言ってくれてるみたいで、凄く嬉しかった。
そしてまた唇は唇に帰ってくる。
さ「苦しいっ…てばぁ…」
やっと要が唇を離してくれた。
要「充電完了。行って良し」
さ「…私は犬かっ!///」
アイスノンを掴み、準備室を後にした。
まったく、何が行って良しよ。
でも…良かった。
要が許してくれたから…仲直り出来た。
ってそもそも私が勝手に怒ってたんだけどさ…;
要は大人だなぁ…。
子供な私と付き合ってて疲れないのかな。
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- 2009/07/20(月) 17:18:04|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第59話|
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