さ「学校からあの人達追い出したなんて事はないよね?」
私は恐る恐る聞いた。
要「あ?…ああ。でも校内に英士がいるってわかったから、これからは大人しくしてるだろうよ」
さ「え?だって生徒会で英士先輩壇上にあがったりしてるのに…てか、そんなに英士先輩って凄いんだ」
要「伝説の男。それが英士って分かったからな」
伝説の男?
なんのこっちゃ。
要「つーか、こっち座ってくれないわけ?」
さ「えっ?」
要の頭はうなだれた。
さ「ちょっ…要?」
要「…」
無反応。
まずいと思った私は、急いで要の隣に移動した。
さ「ホラッ!座ったよ」
でも要はまだうつ向いたまま。
さ「要?」
要「頬が痛いな」
!!
さ「ごめっ…でもだってあれは要がいきなり…キスするから」
要「さくら、お前からキスしろよ」
さ「何でいきなり俺様ぁ!??」
要「お前が期待したお仕置きだけど?」
期待なんてしてないっつーの!!
要「さくら」
要様が指したのはご自身の太もも。
さ「まさか…乗れと?」
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- 2009/07/20(月) 17:02:42|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第54話|
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