碧「はたから見たら、両想いって分かるのに。お互いが変な遠慮してるからだよ」
さ「両想い…そだね。付き合ってた頃、私が要に伝えなかったから…そこがまず駄目だったんだよね。私…要に甘えてた…」
最初に抱いてた気持ち…
要の気持ちは変わらないって
どこかでそう思ってて…
恋愛して無かった。
要に甘えてた。
碧「甘えてくれなきゃ、男として悲しいですよね?副会長」
さ「…え?」
設楽が私の後ろの階段に話かけた。暫く階段を見ていると、要が降りてきた。
さ「あ‥」
さっき自分がした事を思い出したら、恥ずかしがこみあげてくる。
碧「…俺…副会長に話があるんですよ」
要「…分かった」
要は私をチラリとも見ず、設楽を睨んでいる。
要「ただし、さくらと一緒なら聞く」
さ「えっ…」
碧「……わかりました。じゃあもう一度、部屋に戻りますか」
衛「俺はここで待ってるわ」
碧「サンキュ…」
設楽、その後に要と…
先に階段を上がって行ってしまった。
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- 2009/07/20(月) 21:39:21|
- 恋は雨とともに 第81話~第90話 第86話|
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