渚「仁に呼んで貰ったんだ。要にはこれから、きちんとさくらちんを守ってもらわないと」
要「仁からだいたいは聞いた。しかし…さくらのストーカーとはな」
渚「ねぇ…」
渚先輩な何か思いついた顔をした。皆黙って先輩を見る。
渚「勘違いかもしれないんだけどさ…」
要「何だ?」
渚先輩は戸惑いながら、要に言った。
渚「さくらちんを拉致ろうとした奴じゃないの?」
要「あれは斎藤」
渚「だって、陽子はそれだけは認めなかった。…それがもし本当なら?陽子じゃない誰かだったら?今もさくらちんを狙ってるかもしれない」
斎藤先輩の仕業じゃなかったら…?
要「確かに…あの時は何が起きても斎藤の仕業だと思ってた。誰かが上手くそれに便乗して、斎藤が拉致らせようとしたと思わせて、自分には目を向かせない…」
渚「もし私のこの考えが当たってるなら、息を潜めて機会をうかがってる奴がいる事になる」
そんな…まさか…
目の前が一瞬真っ暗になった。
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- 2009/07/20(月) 21:07:00|
- 恋は雨とともに 第71話~第80話 第73話|
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