碧「副会長。何でさくらに会えないのか…理由ぐらい」
要「その理由が言えないから困ってるんだ」
碧「…さくらが可愛い事、自分が周りの男からどう見られてるか分かってない事をお忘れなく。じゃ、失礼します」
そう言って設楽は出て行った。
可愛いくせに意識してない事位分かってる。
会えないのは凄く不安だ。
だけど―…。
ピリリリリッピリリリリッ
要「…行くか」
携帯のアラームが時間を知らせる。
さくらに会えないと告げた日から姉の職場でバイトを始めたため、放課後は生徒会には出ず、休みは貯まった仕事をしつつ午後はまたバイトへ行く毎日。
誕生日を忘れてた自分が悪いんだけど…
要「さくらに会いたい…」
そう呟いて、俺は生徒会室を後にした。
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- 2009/07/20(月) 19:53:32|
- 恋は雨とともに 第61話~第70話 第68話|
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