さ「てか…いつから玲菜の事好きなわけ?」
幸「あー…ヒトメ惚れ?始業式に」
それで教室で玲菜を見つめてたわけ。
幸「…今日ありがとね。衛のお願い聞いてくれて」
さ「昔なら協力しなかったんだけど…今私には要って存在が出来て。何か…恋してる人を見ると完璧無視出来ないっていうか…」
???「君がさくらちゃん?」
角を曲がれば寮という所で、いきなり見知らぬお兄さんに声をかけられた。
さ「誰…ですか?」
???「そっちの君は誰かな?」
茶髪でグラサンをかけたお兄さんは、今度は幸介に名前を聞いている。
幸「行こう」
幸介が私の左手を掴み歩き出した。
???「ちょー待ってって。要君でも碧君でもないみたいだし、君には何もしないから」
私の右手を掴み、歩きを止める。
さ「痛っ…離して下さい!」
???「ちょっと付いてきてよ」
幸「門限がありますんで」
幸介がお兄さんの手を掴む。
その瞬間
幸介が私の前で飛んだ。
さ「幸介!!!」
殴られて、塀にぶつかって倒れた幸介の元へ走ろうとした。
幸「っ…」
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- 2009/07/20(月) 17:10:05|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第57話|
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