玲「美夏先輩が呼びにきてくれた時に言ってた…
さくらちゃん震えてた。
って。何があったの?」
さ「…」
玲「何があっても話す―…これ小さい頃からの約束だよね?」
約束―…
さ「…これ見て…」
玲菜に携帯を渡す。たまにまだ携帯は震え、知らない番号や非通知着信、メールが着ていた。
玲「なにこれ…」
着信やメールの量と、内容に驚きを隠せない玲菜。
さ「今日、要か設楽のファンにシメラれたの。でも、たまたま貴久先輩と英士先輩が通りかかって…。
多分、ファンの人達なの…窓ガラスも…」
玲「要先輩には?」
さ「貴久先輩達に助けられて、女の子達がいなくなって、その後要がきて…でも言えなかった。
告げ口は嫌だし、あの子達だって要のファンなら、要の事が好きなんだし…」
玲「でもさくらをシメる権利はないよ。それに、要先輩に好きって言える勇気が無いから大勢でいる…そんな奴らとさくらの気持ちは一緒じゃない」
さ「ありがとう…」
玲菜は気付いて無いかもしれないけど…あなたの言葉に、いつも私は助けられてるんだよ。
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- 2009/07/20(月) 15:23:46|
- 恋は雨とともに 第41話~第50話 第42話|
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