さ「…?」
目の前がぐるんぐるんしてきた…
身体も熱くなって…何これ?
さ「…これ…お酒…?」
ト「お酒に、隠し味が入ってるんだ」
さ「…っ…はぁ…」
やだ…ほんとに身体が熱い。
それに何か…苦しい…
ト「さくらちゃん普段は子供っぽいのに、色っぽい顔するんだねぇ?」
トキが私の口に指を入れてきた。
さ「ふぅっ…」
碧「さくら!!…っ」
さ「あっ…はん…」
トキが私の首にキスをしてる。どうして…?気持ち悪いハズなのに…嫌なのに…
抵抗出来ない…。
ト「ほら」
さ「きゃっ!」
トキが私を押し、設楽がいるベッドに倒れた。
コンコンッ
ドアがノックされる。壁がコンクリートなためか音か、良く響く。
ト「やっと来た」
ノックをした主の元へとトキは歩き出す。
碧「さくら…」
さ「…設楽…何か…苦し…ぃよ…」
???「なぁに?トキまだその女ヤってないわけ?」
えっ―‥?
この声。さっき聞いたよ…?
さ「高見沢…さん」
高見沢さんは私の髪をひっぱり、私の顔を上にあげさせた。
さ「痛っ」
菫「男が欲しいって顔してる。早く抱いてあげなさいよトキ」
さ「どうし…て?貴方…さっき要と…」
菫「要が会いに行ったのは椿姉さんだから、私は抜けてきたの」
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- 2009/07/20(月) 21:14:07|
- 恋は雨とともに 第71話~第80話 第76話|
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