さ「ごめ!お邪魔しました」
碧「ごめん。やっぱ君の事抱けないや…帰って?」
さ「設楽…?」
女「碧のバカ!」
香水の匂いをさせながら、女の子は走って出て行った。
さ「今の…好きな子じゃないの?」
碧「あはは。違うよ、抱いてって言われて迫られてたんだ。さくらが来てくれて助かった。ありがとう」
良かった…
もし今の子が設楽の本命の子だったらどうしようかと思った…。
さ「ね、設楽」
碧「ん?」
さ「…本命…が誰か聞いたら困る?」
碧「………困る…かな」
さ「そっか。…あ!何か私に協力出来る事あったら言ってね」
だけど設楽は困った様な顔をして笑った。
さ「…じゃあ‥私帰るね」
さっきの女の子の様に、私も走って教室を後にした。
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- 2009/07/20(月) 19:40:52|
- 恋は雨とともに 第61話~第70話 第67話|
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