愛「あ。」
さ「ん?」
休み時間中に、愛が携帯を見て固まった。
愛「玲菜ちゃん…ちょっと…」
玲「?」
愛は玲菜を連れて教室を出て行った。
碧「どしたんだろね」
休み時間や昼休み、玲菜と愛、幸介と設楽と遠藤の6人でいる事が当たり前になっていた。
さ「…さぁ?」
幸「ね、さくら。怪我大丈夫?」
さ「私は本当に大丈夫だよ。要の方が痛々しくて…」
要と私と斎藤先輩の話は、あっという間に噂となって学校に広まった。
影でヒソヒソと聞こえてきたりするけど、それは意外にも悪口だけではなかった。
「彼女かばって怪我なんて…やっぱ要先輩かっこいいよねー」
「私も東堂さんになりたぁい。羨ましいなぁー」
なんて言う人がいて、その反応に私はびっくりした。
衛「お前かばってあそこまで怪我されたんじゃ、副会長のお前への気持ちを皆、認めざるを得ないんじゃね?」
さ「そんなもん?」
幸「そんなもん!」
衛「なぁ。お前の怪我治ったら今度こそ、エニシング行こうぜ」
さ「あ…そうだよね。うん!絶対行こうね!」
ここでチャイムが鳴り、玲菜と愛が戻ってきた。
何話してたんだろ…?
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- 2009/07/20(月) 19:37:20|
- 恋は雨とともに 第61話~第70話 第67話|
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