貴「要…めちゃくちゃ機嫌良くなぁい?」
機嫌も良くなる。
あのさくらが、自ら俺にキスをしてくれたんだ。
酔っ払ってないさくらが…
好きになってくれたと自惚れはしない。
でも…
頬だろうがさくらのキスは、馬鹿な俺を喜ばすには充分過ぎる。
貴「昨日の事で職員室に呼び出されたり、皆から影でヒソヒソ言われてるのにこの機嫌の良さ…」
み「怖っ!」
渚「陽子が転校したから?」
要「まあな」
退学は可哀相と恩情が出て、斎藤は隣の県に転校した。
でもアイツ…さくらを変な男に拉致させようとした事は結局認めなかったらしい。
貴「あーあー…明日から普通授業かぁ…」
勇「会長自ら残念がらないの(笑)」
貴「だってさ…後イベントって言ったら夏休みまでなぁんにも無いよ?」
夏休みか…
さくらと沢山色んな所に行きたい。
少しでも…兄貴で傷ついた心を、癒してやりたい。
み「なぁ要…さくらって」
要「…?」
みちるが難しい顔をして俺に話し掛けてきた。
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- 2009/07/20(月) 19:34:14|
- 恋は雨とともに 第61話~第70話 第66話|
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