次の日の朝、会室に行くと英士がいた。
英「あ、要だ」
要「英士…何でこんな早」
そう言いかけて分かった。
要「…チーム潰してから真っ直ぐ来たのか?」
英「さすがに1つのチームを潰すのには時間かかっちゃってさ。その後皆に礼言って、んでココに来た。要に早く伝えたくて」
英士の制服はボロボロになっていて、顔には殴られた後は無かったものの、ミミズ腫れや小さい傷があった。
要「本当にありがとう。まじで感謝してる」
英「だって友達じゃん、困ってたら助けてあげたいって思うもん。それにチームの奴らがほとんどやってくれたから」
そう言いながら英士は俺に何かを差し出した。
英士の手…拳は、赤く腫れていた。
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- 2009/07/20(月) 16:55:46|
- 恋は雨とともに 第51話~第60話 第52話|
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