着いたのは化学室―…
陽「入ってぇ」
さ「(何で鍵持ってるんだろ…)
失礼‥します」
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
陽「化学室ってぇ何かぁ汚いよねー」
さ「きっ…」
“汚い”
その言葉を聞いて、心臓がドキドキし出した。
陽「…東堂さん?」
さ「っ…何でもないです。」
陽「ふぅん?…あ、ねぇえ?私と要の事聞いた?」
…私と要の事?
陽「その顔じゃぁまだ要言ってないんだぁ。東堂さんてぇ、要にSexさせてないんでしょぉ?」
さ「なっ…」
陽「だからぁ、またセフレになってくれって要に頼まれたのぉ」
さ「え…」
セフレに…要に頼ま…?
陽「私はぁ彼女がいるのにって断ったのよぉ?でもすぐ襲われちゃって…凄く激しかったからぁかなりたまってたんじゃなぁい?」
さ「嘘…そんなの…」
気持ち悪くなって、手で胸元を掴む。
陽「あらぁ可愛いネックレスね。要があげたのってソレ?」
斎藤先輩が何を話してるのか耳に入ってこない―…
嘘だ…うそだ…
さ「失礼…します」
私は逃げる様に化学室を後にした。
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- 2009/07/20(月) 16:34:14|
- 恋は雨とともに 第41話~第50話 第45話|
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