仁「要だと恥ずかしいんじゃないか?」
恥ずかしい…?
貴「さっすが仁!女心を分かってらっしゃる」
女心?
さっきまで一緒にいたのに、何が恥ずかしいかサッパリわかんねぇ。
貴「駄目ねぇ。だからまださくらちゃんとSe」
要「電話の内容は?」
貴久を一睨み。
貴「冗談だっつーに…睨むなよ。
さくらちゃんね、男子寮をどうやって出たらいいかわからないんだって」
仁「部屋に入れたのか…貴久」
貴「さくらちゃんなんだからフツー要を怒らない?」
仁「部屋に連れ込むのはいつもお前だ。東堂の事もお前が提案したんじゃないのか?」
仁の言う通り。
昨日寝たさくらをどうしようか考えてたら、貴久が部屋に泊めたらいいって…
まぁそれにノッたのは俺なんだけど。
俺がいない所で何するかわかんないから心配で…
酔ったさくらと離れられなかった。
貴「じゃあ行きますか」
仁「お前は俺と職員室だ」
要「…行くか」
貴「あっ要!さくらちゃんを入れた時と同じ様に出すんだぞ」
要「おう」
俺は仁に引きずられて行く貴久を見送りながら、寮に入った。
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- 2009/07/20(月) 09:49:33|
- 恋は雨とともに 第21話~第30話 第23話|
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