さ「◎◇□○☆▽!?」
要「なんだ。初めてか?」
しれっと言うなや兄ちゃん!
さ「あたしのファーストキスがぁ…」
そんな嘆きもスルーして、桐生要はまた腕を掴んで歩き出す。
生徒会室と同じ階の、1番端の部屋に入れられた。
私のファーストキスが…
要「…脱げ」
…はい?今脱げと?
さ「変態!!」
要「ハァ。お前…人の話聞いてたか?」
さ「え?」
要「セーターを脱げって言ったんだ。ほら、早く」
なんだ、セーターね。
確かに濡れてて重いし、気持ち悪かった。
だから私は脱いだセーターを、素直に桐生要に差し出す。
要「ピンクか」
そう言ってどこから出したんだか、ハンガーに私のセーターをかける。
さ「ピンク?」
!!
濡れたブラウスからブラが透けてる!!
恥ずかしくて私は急いでしゃがみこんだ。
桐生要はハンガーを窓際にかけながら、私を見て笑う。
要「今度はパンツが見えてる。何、お前誘ってんの?」
さ「きーあー!!馬鹿!スケベ!変態!!」
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- 2009/07/19(日) 15:13:03|
- 恋は雨とともに 第1話~第10話 第3話 |
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